1952-12-22 第15回国会 参議院 本会議 第14号
りましたところ、岡崎委員から、てん菜の生産改良を極力助成し、特に種子の改良普及に努めて増産を図るべきであるとの趣旨の、又加賀委員から、本法の運用に遺憾なきを期し、特にてん菜糖の政府買入の告示をできるだけ速かに行うべきであり、又過去の経緯に鑑み、てん菜と家畜との完全な結び付きによつて経営の合理化を講ずべきであるとの趣旨の、又西山委員から、てん菜糖と共に国内における甘蔗糖の増産対策をも確立し、国内における砂糖の最低需要量
りましたところ、岡崎委員から、てん菜の生産改良を極力助成し、特に種子の改良普及に努めて増産を図るべきであるとの趣旨の、又加賀委員から、本法の運用に遺憾なきを期し、特にてん菜糖の政府買入の告示をできるだけ速かに行うべきであり、又過去の経緯に鑑み、てん菜と家畜との完全な結び付きによつて経営の合理化を講ずべきであるとの趣旨の、又西山委員から、てん菜糖と共に国内における甘蔗糖の増産対策をも確立し、国内における砂糖の最低需要量
○説明員(永野量君) 一応そういうことだと思つておりますが、今私の申上げました千五百トンと申します年間の最低需要量と言いますのは、これは一応現在の配給統制を存続し、なおその上にいわゆる用途別の使用制限をいたしまして、相当程度の消費規正をやつた上での需要でありまして、いわゆる最低需要ということで考えております。
こういう実情でありますので、私はこれらの点を考慮して、ニッケルの最低需要量確保の目的を持つ本案に賛成をいたすのでございます。しかしながら、この法案の目的とするところには賛成いたしまするが、本案の内容として盛られておりまする確保の方法につきましては、いろいろと危惧の念を禁じ得ないのであります。 まず第一に、指定業者の指定の方法の問題であります。
かかる際、国の助成及び補償により、国内最低需要量を確保せんとする目的を持つ本法案は、その趣旨においては、まさに時宜を得たものと認めることができます。
そのためにこの奥におります山林の民は、入るものが入らず、出すものが出せないために、非常に困難をしておる、さて二十二年度の國鉄の資材の最低需要量は、國鉄から書き出ておりますものは二十一万三千トンでありますのに、実際配給されたものは三万五千三百トンで、二八%である。だからこそ國鉄は荒廃しておるのである。そこで実際鋼材の使用は、施設にまわすこともできないで車輌に移つて來ておる。
昨年の鋼材生産実績は五十八万八千七百トンであつて、これは昨年度の最低需要量百九十万八千トンに対する約三十%に当つでおりまして石炭、電力等重要産業向けについてもわずかに需要量の三十二、三%を出ない実情であります。このような状態では、産業再建の前途はまことに暗澹たるものがありまして、経済の復興また至難であると断ぜざるを得ないのであります。
かりに七十萬トン計畫が百パーセント逹成されるにしても、本年度普通鋼材供給は、在庫分を合わせて七十二萬トンにすぎず、この數字を昨年の實際消費量百二十萬トン、本年度最低需要量と推定せられる普通鋼鋼材百九十六萬八千トン、竝びに極東委員會の考えておりますわが國安定期における最低限民生安定維持産業に必要すとる鐵鋼量二百七十五萬トンと比べて見ますときは、まことに寒心にたえない状態であり、説明するまでもなく、いわゆる
なお、石炭増産につきましては、本年度三千萬トンの出炭をなし遂げればそれでよいというのではなくて、わが國の經濟を安定せしめるための最低需要量を充すまでは、年々逐次その生産量を増加してゆくということを、考えなくてはならないのでありまして、これがためには、國家として長期にわたる増産計畫を確立して、私企業において採算のとれない新坑開發その他の起業を國みずから強力に推進しなくとはならないのであります。
こういうような状況でないかと考えられておりますが、鉄鋼そのものの生産がそういうように当初よりか減つているという状況に鑑みまして、農機具というものは、それじやその通りに減るかというわけには参らないと、どうしても最低需要量だけは確保すべきだと思います。
いやしくも食用油として割当てられたものを、しかも最低需要量をも充たし得ない現状において、これを工業用に振りかえるがごときは重大問題であります。 第四に、國内油脂資源の確保と、油脂行政の一元化であります。食糧の面から見た油脂の重要性につきましては、ただいま申し述べた通りでありますが、國内油脂資源の開発について、政府はいかなる方策をおもちであるか、これを具体的にお示し願いたいのであります。